BREITLING NAVITIMER PREMIER
あれからまだ半年しか経っていませんが、次の出会いが訪れてしまいました。
今度のやつは評価が満点で新品同様。ナビタイマーブレス仕様であることから、価格は前回よりも
だいぶお買い得。ブレス長さがちょっと短そうなのが気になりましたが、四の五の言わずに即決。
ぽちってから48時間で到着した現物は、確かに新品同様でした。
心配していたブレスの長さは、とりあえず装着可能。右腕なら問題なしですが、左腕はやや太いので
この時期だとちょっとつらい。1コマ買って追加するか?
でもこのぴかぴかブレス、隙間に侵入した汗が表側にしみ出してくると非常に汚く見えるんですよね。
上から拭いても拭き跡が広がるだけみたいな。個人的にはこれは大変気になります。
ヘアラインならあまり気にならないんですけど。
と言うことで、外観上の問題でこのブレスは汗をかかない季節に使用することに決めました。
そうなれば、コマを足す必要はないかな。
さて、この時計は1940年代に販売されていた時計の復刻版という位置づけです。
復刻版のベースに近いと思えるモデルはこれでしょうか。
いずれにしても、ブライトリングなのに回転ベゼルを持たないというのが最大の特徴です。
ボックスガラスというのも珍しい。さすがにサファイアではありませんが、加工精度はよいようで、
斜めから見ても文字盤がほとんど歪みません。
実はボックスガラスの時計というのはこれ以外にはオリエントの60周年しか所有していないのですが、
それと比較するとけっこう見やすさが違いますね。低反射コーティングの有無や形状違いに
よるものとも考えられますけど。
文字盤はメタリックなアイボリーで、クリア塗装がしてあります。金色の針はモンブリラン系の形状で
蓄光塗料もついていますが、視認性は今ひとつかもしれません。
ケースはオールポリッシュで、大変きれいです。ブレスもぴかぴかで、たぶんとても目立つと思います。
でも、本体のサイズは小さめだし、ブレスも20-16mmというサイズなので、クロノマット等よりは
目立たないんじゃないかと思ってます。
ケースサイドを見ると、竜頭とクロノのプッシャーの高さがはっきり違います。
二階建てムーブだから仕方がないのでしょうが、竜頭がいつも肌に接していることになるので、
二階建てムーブだから仕方がないのでしょうが、竜頭がいつも肌に接していることになるので、
汗をかいたときに竜頭とケースの隙間に汗がたまりやすく、さびが心配されます。
ムーブメントが二階建てでも平屋でもあまりキニシナイのですが、ここだけは何とかならんかと思いますね。
ブラックバードも二階建てムーブのはずですが、竜頭とプッシャーの高さはほぼ同じですから、
段差解消の手はあるということです。
ロンジンスピリットクロノも似たような感じですが、あちらは時計自体がこちらより薄いし、
段差も小さいので、まだ許せます。
クロノの操作感ですが、スタート/ストップともに適度な重さで非常にいい感じです。
リセットはハンマーでハートカムを「叩く」感じではなく、「押す」感じなので、
衝撃は少なく、針のハカマが緩んでもずれる可能性は低いと思われます(考え過ぎか)。
押した感触には多少違和感がありますが、重さ自体は適度で問題ないです。