精度の話

NEDUの精度追い込み

皆様、ご無沙汰しております。 サーティナからずいぶん間が空いてしまいました。 いろいろあって、時計はあれから分解してないです。 やりたい、やらなきゃ、という気持ちはあるのですがね。 それでも、そろそろブログも更新しなきゃ、ということで、今回は …

オールドナビタイマーの精度

以前、途中まで書いたオールドナビタイマーの精度について書き直すことにする。 以前に一度オールドナビタイマーの「精度の癖」を記録した時は、着用時+16秒程度で平置き+4秒程度だったが、次に使ったときにもう少し測定間隔を短くしてみたところ、さらに詳…

BB-0040のタイミング調整

先日の続きで、BB-0040のタイミング調整に難儀している話である。 この時計、静態での姿勢差もそれなりにあるが、一番気になるのは静態と動態の差である。つまり、使っていないときといるときの差がかなりあること。静態ではだいたい+20秒くらいだが、動態で…

クロノメーター認定時計の精度

先日、クロノメーター規格の内容について書いたが、その検査方法に沿って自分の時計を検査してみることを思いついた。検査対象はブラックバード。 温度に関して決められた数値を維持することは、一般家庭では不可能なので「ナンチャッテクロノメーター検定」…

時計の精度

腕時計の精度は、姿勢や温度の影響を受けることはよく知られている。各時計メーカーはそれらを考慮した設計や出荷テストをしているはずだ。わりと有名な?機械式時計を対象とした「クロノメーター」規格(ISO3159)のテスト内容を例に挙げてみると、 1.6時上…

時計の精度の癖(4)

またまた所有時計の精度についてである。今回は、このブログで一番登場回数が多いパチのIWCスピットファイアークロノだ(実在しないモデルなので、今まで適当にパイロットクロノと書いてきたが、これからは一番近い実在モデルの名前にする)。 この時計はい…

時計の精度の癖(3)

ナビタイマーワールドもビッグパイロットと並行して調べた。これも、使用頻度はまだ少ないものの、日差が安定している印象をもっていて、先日精度を追い込んだばかりだから、ちょっと期待している。結果は次の画像。 先日、精度を+2,3秒に追い込んだはずだが…

時計の精度の癖(2)

次に、パチのビッグパイロットを調べてみた。これは今まで使用してきて、けっこう精度がよいという印象を持っている。 これもブラックバードと同様、ゼンマイをフルに巻いて時間合わせしたところをスタートとして、だいたい半日おきくらいに時刻と誤差を記録…

時計の精度の癖(1)

自分の時計の精度はやはり気になる。毎日だいたい同じような時刻に時計をチェックし、進み遅れが何秒あるかで一喜一憂したりする。同じ時計を毎日使っていれば、癖などは自然にわかってくると思うが、中途半端に数があると全部の癖を記憶しておくのは難しい…