SEIKO Seikomatic SELF DATER

これもジャンクセット第三弾から。ケースの状態がひどいし、文字盤も好きなタイプではないので

最初から実用は諦めていて、単に分解組立を楽しむだけのつもりです。
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外観に比べて中身は比較的きれいでした。ローターが若干変色していますが、仕方ありません。

テンプ受けに394という刻印があります。後に62系と呼ばれるようになるセイコーマチックのようです。

日の裏側からばらしていきました。巻真まわりは他の系統とは違いますね。カレンダーを逆回しできて

しまうのも特徴でしょうか。できてしまうけどやるように設計されているわけではないので、

やらないようにするのが無難なのはもちろんです。
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自動巻ユニットです。こんな昔から、基本構造は変わっていないんですね。
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自動巻ユニットを外すとこんな感じ。
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この後の写真は、我が家に棲息する怪獣によって消去されてしまったので載せられませんが、

洗浄・組立は無難に終わり、機械もそれなりに快調に動いています。

ただ、ケースは金張りということもあってSSケースのような磨きを入れられないため、

実用レベルにまでは回復させられませんでした。ケース文字盤良好で機械がダメ、というジャンクを

見つけて交換したいところです。