Aeromatic1912 A1222

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 これは、BROOKIANAに続く2番目の失敗事例と言える。
 この時計もオークションで落札したものだ。商品説明を読んで、ベゼルが回転することは確認した。ムーブメントについては「ドイツ製クロノグラフムーブ」と中途半端な書き方をしてあるのが気になったが、勝手に機械式と判断して入札してしまった。

 待たされて届いた品のベゼルは、確かに回転した。しかし、ムーブメントはクオーツだったのである。確かに、商品説明には機械式とは書いてなかった。BROOKIANAも、ベゼルが回転するとは書いてなかった。ここでようやく、説明に書いてない機能は装備していないと考えるべきことを学んだのであった。

 全体の質感は悪くないが、唯一の不満(クオーツであることを除く)は文字盤が薄っぺなプラ板であること。光を反射させると針の穴やカレンダー窓の周囲が歪んでいるのがわかる。かなり萎える仕上げだ。それさえなければ・・・と思う。

 クロノグラフの動作は、ラップ計測ができないタイプ。リセットしたときに針がぐるぐる回るのはクォーツクロノムーブの共通仕様なのか。

【ベゼル径・厚さ・重さ】約43 x 12.5mm
【ムーブメント】クォーツ
【仕様】クロノグラフ、回転ベゼル、航空機積算計、60分積算計、24時計、蓄光(インデックス、時針、分針)カレンダー(日付)5気圧防水