HAMILTON JAZZMASTER SLIM 43mm
初ハミルトンである。以前、「気になる時計」として書いたが、ずっと気になったままでいっこうに冷める気配がなかったので買うことにした。
まだ新しい(と言ってもすでに去年だが)モデルだからか? どこも値引率はあまり高くないが、安くなるのを待っているわけにもいかないので普通のネット時計屋で購入。
まだ新しい(と言ってもすでに去年だが)モデルだからか? どこも値引率はあまり高くないが、安くなるのを待っているわけにもいかないので普通のネット時計屋で購入。
この時計のどこが気に入ったのかな。過去の投稿を見てみると、「サンレイ仕上げの文字盤、大きめの12時の数字以外はくさび形のインデックス、分刻みの小さい目盛りはなく、秒針もない、非常にシンプルな顔。6時の位置に小さめのデイト表示。」と書いてあった。まあ、そういうことのようだ。メッシュブレスもポイントが高かった。ケースの大きさは40mmの方でよかったけれど、革バンドしか設定がなかったから43mmにせざるを得なかった。
風防はサファイアクリスタルだが、低反射コーティングはしてない。両面での反射があるので、本来ワタクシ的には好みでないのだが、この時計については全体の雰囲気にマッチしているような気がして、それほど気にならない。いい加減なものである。
裏表の曲面が同心面でないので、見る角度を文字盤に平行に近づけていくと途中から文字盤が見えなくなる。これも本来は好みではないのだが、この時計についてはあまり気にならない。いい加減なものだ。
裏表の曲面が同心面でないので、見る角度を文字盤に平行に近づけていくと途中から文字盤が見えなくなる。これも本来は好みではないのだが、この時計についてはあまり気にならない。いい加減なものだ。
文字盤はジャズマスター系の中では一番シンプルではなかろうか。サンレイ仕上げでなく単色だったら、物足りなかったかもしれない。個人的にサンレイ仕上げが好きというのもある。くさび形インデックスの稜線には蓄光材が塗ってあって、ちゃんと光る。これは買ってからわかった。針は平坦ではない。蓄光材を入れる空間を打ち抜いたときにできた歪みのようだ。欲を言えば打ち抜いた後に平坦に仕上げてほしかったが、定価が10万未満では仕方あるまい。
ラグとケースが別体に見える形状は、ハミルトンでは主流のようだ。ポリッシュ部分はよく光っているけど、ヘアラインの部分も含めて平滑度はよくない。あまり気にならないけど。
竜頭が裏蓋よりも少し手首側に出っ張っているが、面取りしてあるのでロンジンスピリットのような痛みは感じない。
この時計の特徴であるメッシュブレスだが、思った通り装着はやや面倒。個体差かもしれないが、剣先がバックルの中にスムーズに入っていかないので、気持ちの余裕がない時にはいらいらするかもしれない。また、長さを無段階で調整できると思いきや、実際にはロックできる位置が3mm間隔になっていることもいらいらに拍車をかける。今は、ブレスのサイドにマジックで印をつけてごまかしている。