ELGIN サブもどきのタイミング調整

 エルジン青サブをタイムグラファーにかけてみた。
すると、最初に自動測定されるべき振動数が表示されない。
その後表示されたグラフは点がばらばらに広がっているだけで、当然歩度は表示できない。
しかし、片振りだけは表示されていたので見てみると、20ms以上の数字が。
通常の100倍くらい。こんなんでも+30秒/日くらいで動いているのだから不思議なものだ。

 ひげ持ちを動かすと片振りが変わるというのをどこかで見た記憶があるので、適当に動かす。
タイムグラファーがあるからできることだ。簡単に0近くに持っていくことができた。
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ムーブメントはミヨタ

そうすると、歩度も表示されるようになった。そこで緩急針を動かして、タイミング調整。
巻き上げが充分な状態で+5秒/日程度まで追い込んだ。
ゼンマイがほどけてくるとかなり遅れる傾向がこの時計にもあるようたけど、
対策をナビタイマーのように真剣には考えていない。なにしろ安い時計だからね。