ROLEX DAYTONA 6263

 怪獣の入学式の翌日、月一度に制限されている一泊スキーに出かけました。今シーズンの締めです。
私に5513を売り付けた先輩も来ていたわけですが、彼が今回腕に付けていたのは
黒文字盤のデイトナ6263でした。
(ちなみに、先月会ったときに付けていたのはミルガウスの1stモデルでした。)

 古いデイトナは、写真ではけっこう見たことがありましたが、実物を手にとって間近で見るのは初めて。
実物の善し悪しが写真ではわからないことはこれまでに何度も経験していますが、今回も痛感しました。
これ、ほしい(笑)。

 今まで写真を見ている限りではほしいとまでは思いませんでしたが、実物を見たらころっと。
5513がなんだか野暮ったく見えるくらい、繊細な印象がありますね。

 まあでも、このクラスになると買って後悔しようとは思わないお値段になりますので、
悩む必要もなく安心といえば安心。
 
 二日目の朝、6263を見たら止まっていました。寝ぼけ眼の持ち主に言ったら「巻いといてくれ」
と言うので竜頭をゆるめて手巻きしましたが、ユニタスの懐中ムーブみたいな感触でした。
巻き上げた後、クロノグラフをいじってみたのですが、驚いたのはスタート・ストップ・リセットが
実に適度な重さと感触で操作でき、しかも均一なことでした。
 デイトナは無理でも、同じval.727を載せたモデルがほしい、そう思った一幕でした。