自作ストラップ6号

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
先日書いた通り、プレミエは汗をかく季節にはブレスを使わないことにしたので、

急遽革ストラップをあつらえることにしました。

20mm幅の在庫は、IWCロゴ入りDバックル付きのパチストラップしかないので

これを装着してみましたが、ストラップの質感が大変低いこともあるせいか、

時計自体もお粗末に見えてしまいます。
イメージ 1


そこで、プレミエ向けに自作ストラップ6号を作ることにしました。

材料は、お盆休みに東急ハンズで買ってきたベビーカイマンを表革に使い、

縫い糸は黄色と茶色の中間色の麻糸。あんこ材にはウレタンフォームを使うことにしました。

また、ワンタッチばね棒を買ってあったので、それを使ってみます。

サイズは、尾錠側を16mmとしました。時計が小さめなので細めがいいかなと思ったのと、

時計側から尾錠側にかけてテーパーになっているのがはっきり見えた方がおしゃれだろうとの推測です。


ベビーカイマンは革が薄いため、カットや貼り付けは楽でしたが、強度が低いのではないかという

不安があります。そんなにハードな使い方はしないので大丈夫と思いますけど。

今回は致命的な失敗はありませんでしたが、コバ処理がどうもうまくいきません。

使ったベースの革がよくないのだと思いますが、毛羽立ちが抑えられないんです。

そこで、リューターで磨いてみたんですが、その時砥石が滑って表を擦ってしまい、縫い糸が

切れてしまいました。やむを得ず部分的に縫い直しをしたのですが、その部分の縫い目が

ちょっとおかしくなってしまったのが心残りです。

完成品をプレミエに取り付け。
イメージ 2
イメージ 3


尾錠は、時計に合わせて純正品。
イメージ 4


ベビーカイマン革は、最初は表面のつやがなく今ひとつの質感だったのですが、縫っているときに

糸のロウや手脂が移り、適度なつやが出てきました。いい感じです。


主立った時計には1本ずつあつらえてやろうと思っていることを嫁に話したら、

「そんなにベルトばっかり作ってどうするの?」と言われましたが、

一通り作ってしまったら、ほしい時計用に作って、このストラップをつけることを

その時計を買う理由にしようと思います。(これは嫁にはナイショ)