スピードマスターマーク40の12時間積算計
気づいていました。
そこで、それを写真に納めるべく、クロノをスタートさせました。最初の30分で一度止め、
撮影。12時間積算計の一目盛りは1時間ですから、どう見ても進んでますよね。
次に、12時間積算計が1時間を指したときに何分なのか見るため、再びスタートさせ、
次に、12時間積算計が1時間を指したときに何分なのか見るため、再びスタートさせ、
37分経過したところで一度停止。ここでほぼ一時間を指していました。
そのまましばらく放っておき、ふと時計を見てびっくり。
12時間積算計があらぬ時間を指しているではありませんか。
クロノ秒針は止まっているし、30分計も止まっている。12時間積算計だけが肉眼ではわからない
スピードで動いているようです。帰宅後の写真
これを見ると、約10時間半経過で12時間積算計もそれくらいの時間を示しています。
これを見ると、約10時間半経過で12時間積算計もそれくらいの時間を示しています。
12時間積算計を使うことは実際にはほとんどないだろうけど、ゼロとは言えないし
ストップさせても止まらないのは気持ちが悪い。店の保証は3ヶ月なのでとっくに期限切れ。
スピマスプロの手巻きキャリバーだと、12時間積算計のトラブルはごく普通みたいですが、
ETAのムーブでそういうトラブルが出るのは今まで見たことがありませんでしたので、
ネットで検索してみましたけど有力情報無し。
原因を推測するため、ETAの資料をじっくりと見てみました。
12時間積算計は香箱から動力をもらっているようですが、クロノ稼働中以外は動かないように
樹脂のストッパーで押さえているようです。この部品が摩耗したか、押し付けが弱かったので
12時間積算計が動いてしまったのではないかと予想されます。
一度リセットして、もう一度確認したら再現しない上、30分計とのズレも無視できる程度に
減ってました。
まあ、しばらく経てば再発すると思うので、その時対応を考えます。
スピットファイアークロノの12時間積算計が動かないのも、事象は逆ですが原因は同じところに
あるような気がしてきました。時間があるときに見てみることにします。