CITIZEN LEOPARD SUPER BEAT 8 4-770170-K
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
以前、とどめをさしてしまったレオパールのリベンジで入手しました。
外観は汚れてはいますが、そこそこ。機械もきれいです。機留めネジが一本外れていました。
文字盤を外すと、見慣れない振り子のようなものが。「DON'T OIL」と書いてあります。
正体は後ほど明らかになりますが、よく考えたものです。
以前、とどめをさしてしまったレオパールのリベンジで入手しました。
外観は汚れてはいますが、そこそこ。機械もきれいです。機留めネジが一本外れていました。
文字盤を外すと、見慣れない振り子のようなものが。「DON'T OIL」と書いてあります。
正体は後ほど明らかになりますが、よく考えたものです。
この振り子を含め、やっぱりカレンダー回りは結構複雑ですね。
裏蓋側は、自動巻の機構や角穴車が香箱の下にある点、輪列など、これまでに分解した
CITIZENの時計と共通点が多いです。
分解洗浄が終わって、組立です。裏蓋側は特に問題なく組み立てられたのですが、日の裏側でトラブルが。
下の写真、黄線で囲んだ長い弧状のバネが、どうしても分解中に撮った写真のように
取り付けられないのです。
竜頭のリターンスプリングだとは想像がつくのですが、どうしても動力がつながるようには組み付け
竜頭のリターンスプリングだとは想像がつくのですが、どうしても動力がつながるようには組み付け
できないのです。ほんとに悩みましたねー
最終的には、バネの先端が収まるピンが洗浄か組立過程で押し込まれてしまったため、そのピンの首下に
バネの先端が入らなかったということがわかりました。裏側からピンの軸を押し出してやったら、
写真通りに組むことができました。
さて、「DON'T OIL」と書いてある板ですが、日付と曜日の早送りを切り替えるレバーのようです。
このレバーが12時側にあるときに竜頭を押すと曜日が変わり、6時側の時は日付が変わります。
web検索で取扱説明書を見つけましたが、それには「曜日を変える時は12時側を下に、日付を
変える時は6時側を下にして竜頭を押す」と書いてありました。重力を使って切換をするんですね。
だから、オイルをつけるとこのレバーが動かなくなってしまうので「DON'T OIL」というわけです。
文字盤が少し変色してしまっているのと、風防の傷が若干目立つのが残念ですが、結構気に入っています。