SEIKO ACTUS 6306-8020

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セイコーアクタス二個組を落札しました。
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分解前の写真を撮り忘れたので、オークションからの転載です。

上の方はどう見てもまともではありませんが、とりあえず分解してみました。

分解を始めてすぐ、オシドリを外したところ、巻真を抜くときに裏蓋側から押す部分が取れてしまいました。

さびが進行していたようです。別の同型機から部品を持ってくればいいのでしょうが、

文字盤もひどい状態だし手間をかけて再生する意味は薄いと判断し、部品取り用として分解、

一応洗浄して収納箱に収めました。

気を取り直してもう一方のアクタスの分解に入りました。こちらはさっきのものよりだいぶまともですが、

よく見るとひげゼンマイがきれいならせんになっていません。
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先に分解した方のひげゼンマイは一見まともだし、全体の形状もよく似ているので使えるだろうと判断。

ニコイチにすることとしました。

機械は、スピードタイマーともロードマチックとも違うようですね。
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さて、別のアクタスからテンプを移植し、ゼンマイを巻いたところ、一応動くことは動くのですが、
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なぜかガタが大きいようです。そのせいだろうと思いますが、姿勢によってはテンワの腕がひげ持ちと当たり、

止まってしまいます。これを機に、ひげゼンマイの修正にトライしてみようかと思っていますが、

手持ちの工具ではやれないので先の曲がったピンセットの調達を考えています。
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