TECHNOS Sky Light

オパールの長針はまだ見つかりませんが、くよくよしていても仕方がないので次の時計に手をつける

ことにしました。今回はテクノスのスカイライト。私にとってはプアマンズコンステ12角。
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オリジナルのメッシュブレス付きです。文字盤はまあまあのようですが、風防の傷がひどい。

裏を見ますと、
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メダリオンがありません。残念ですが、しかたがありませんね。裏蓋を外すと
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機械はきれいです。ETA2472です。ちょっと前にやったゴールドシールドデラックスと同じ機械ですね。

同じ機械なので少しはしょりましょう。日の裏側です。
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輪列側です。自動巻ユニットは外してあります。
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自動巻ユニットもばらします。
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分解後は洗浄。ケース類は一応磨き、風防にはクリア塗装します。今回のは傷が多いので、二度塗り

しました。ケースの構成部品は次の通りです。
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次に組み立て。地板に輪列を組み付けます。香箱のまわりに二番、三番、四番車が並んでいるのが

特徴ですね。
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その他の部品も取り付け、無事テンワが振動を始めてくれました。
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次に日の裏側です。先日のゴールドシールドで悩んだ部品ですが、次の写真の位置関係にしてやれば

取り付けができます。
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日車を取り付ける時は、日送り車の切り欠きと日車の爪を合わせます。
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自動巻ユニットも組み立てて、これで主要部分はほぼ終わり。
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文字盤を取り付けて、針を挿します。
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ケースに入れて、できあがりです。
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風防が傷だらけでクリア塗装もされているので、キラキラ感は多少減衰していますが、この感じは

シチズンのクリスタルセブンに通じるものがありますね。個人的には好きです。