LONGINES Cal.291 (CONQUEST?)


カレンダーの構造上、日付の早送りができないことが組立時にわかったのですが、

それを忘れて戻し送りをしたところ、日付が変わらないのであわてて記録を見返して、そのことを

思い出した次第です。

しかし、日付が早送りできないだけならまだいいのですが、戻し送りを繰り返したことにより

日付が変わる時刻がめちゃくちゃになってしまいました。

日車を回す星形の車は歯が9本。星形の車を回す車は24/9時間=160分に一回転するわけですが、

針を逆に回してこの車を逆回転させた時に、160分以内であれば影響ないが、それより

たくさん逆回しをすると、160分単位で日付が変わる時刻が変わってしまう理屈になりますね。

実際にはきっかり160分というわけではなく、多少ばらつきがあるようですが・・・

これはCal.291の仕様なんでしょうか。物理的に破損するわけではないけれど、うっかり

逆回しで時刻を合わせたら日付の切り替わる時間が狂ってしまった、というのは問題だと思います。

たぶん私の個体に問題があるんでしょう。fパワーリザーブもずいぶん短いので、近いうちに

調べてみようと思います。