今日の時計は45KS
今日していたのはキングセイコー4502-8010。
昨日使ったグランドセイコー4522-8000からの45つながりです。
45KSは文字盤にクロノメーターと書いてあります。カレンダー窓枠周辺にちょっと傷みが
あるのが惜しいところですが、全体的にはいい雰囲気です。裏蓋のメダリオンもちゃんと残っています。
普通、ムーブメントを高振動化する時はテンワ径を小さくすることで慣性モーメントを落とすようですが、
45系は強いひげゼンマイと主ゼンマイを使って大きなテンワをぶん回しています。
そのおかげで特有のクセというか特徴(※)があるのですが、それが45系の魅力でもあると思います。
(※)ゼンマイをフルに巻き上げても動き出さないとか、ゼンマイが切れる時に他の部品も道連れにすることがあるとか
昨日使っていた45GSはプラ風防に歪があり、文字盤がタトゥーシールで補修されている品。
シールは、やった本人としてはほとんど気になりませんが、このままではオークションに放流できませんし、
腐ってもGSなので手元に置いておくつもりです。