OMEGA SPEEDMASTER AUTOMATIC MARK 40 COSMOS (組立編)
続きまして組立編です。
まず、巻真まわりから組みつけました。
そして表側に行き、輪列を組み付けます。ハックレバーも忘れずに。
受けをかぶせてザラ回しチェック後に丸穴車、角穴車、アンクルを取り付け、チェック。
テンプを取り付けます。
そしてゼンマイを巻いて、この段階で一度タイムグラファーにかけ、振り角等のチェックをしました。
振り角は300゜を若干下回っていますが、こんなものかな?歩度は-10/d程度でした。
この後、クロノグラフの部品をつけていきます。
切換車をどうするか悩みましたが、エピラム処理をすることにしました。
クロノグラフ受けをかぶせ、
バネを2本つけて
日の裏側に移って続きをやります。
この辺は部品点数はそこそこありますが
特に難しいところはないと思います。12時間計のバネがちょっと面倒ですかね。
カレンダー受けをつけて
カレンダーの部品をつけていきます。
曜車、月車をつけて、機械はほぼ組立完了。
文字盤をつけて、針を挿しますが、月車があるので気を付けなければなりません。
日付を進めて月が変わったところで止め、ポインター針が1日を指すように取り付け。
日付が変わるタイミングで24時間針を挿して、長短針を取り付け。
そして秒針、クロノグラフ針を挿しました。
軽く磨いて洗ったケースに入れてローターをつけて
完成。
自分のブレスをつけ、本体をサランラップでくるみ、お出かけ。その後放置。
今のところ、手巻き時ローターの共回り等もなく、順調です。しばらく様子を見て、
問題が出なければ返却する予定です。