インドのスピードマスター 続き
前回の続きです。
実測の結果、パワリザは38時間くらいでした。実用上、あまり問題ないレベルとは思いますが、
本来48時間以上は動いていること、他人様の時計であることを考えると、このままではダメです。
ということで、プッシャーと一緒に買ってあった切換車を交換することにします。
クロノをスタートさせた状態にしておいて、ローター受けを外します。スタート状態にすることで、
リセットハンマーの戻りバネのテンションが緩み、受けを外した時にエクスプロージョンする確率が
下がるのです。
とは言っても、受けを戻す時にしくじると、エクスプロージョンしてしまうのですが。
今回はエクスプロージョンせずに受けを取り付けできました。
そして、ローターを再び取り付けます。
いやー、交換前に比べると、ローターの回転が全然違いますよ。
パワリザに問題がある場合は、切換車交換が一番ですね。
部品が容易に手に入ることが前提ですけど。
これでまたランニングテストを何回か行って、問題なければ返却します。