たりとか
私もオジサンなので、自分のことはさておいて、細かいことを気にしてしまうところがあります。
最近気になっているのが、物事を列挙する時に使われる「たりとか」です。
「たり」も「とか」も並立の意味なので、それをつなげるのはいかにもくどい、と思うわけです。
しかし、それぞれを調べてみると、「たり」は動詞の連用形に付いて動作の並立・継起をあらわし、
「とか」は並立の他に他を略す意味もあるようなので、くどくは聞こえてもあながち間違いではないのかな、
などと思ったりしています。
明らかに間違っていると思うのは、「違くて」ですね。これは結構年の行った人も使うのを聞いたことがあります。
これは許せん。なんてここで書いても蟻の遠吠えですがね。
あとは、やたら「まあ」を挿入する話し方や、「要は」と言いながら全然要約されていない話とか、
「逆に言うと」と言いながら全然逆の話じゃないとか、まったく意味の無い「の方」とか、「といったところ」
の連発とか、いろいろ気になる話し方はあります。
でも、そういう自分がまったく問題がないかと言うとそんなことはないので、あくまで独り言ととらえていただければ。
そんな今日の時計はオリエントのダイナミック。
ちょっと文字盤の傷みが目立つのが悲しいですが、球面に近いボンベダイヤル、極端に幅狭のベゼルがチャームポイント。
今の時代ではなかなか再現できないデザインではないかと思いますが、ユンハンスのマックスビルあたりは近い雰囲気を持ってますね。