John Harrison JH003WHの文字盤改造

 懸案となっていた標記の件を実行した。いろいろな案を検討したが、現実的なところとして文字盤の穴を裏からふさぐだけの案を採用することにした。裏張りに使うのは、プラスティック素材のインクジェットプリンター用シート。昔使った残りがまだあったから。それを適当な大きさに切り、真ん中に穴を明ける。この穴は外から見えるので、あまりいい加減に開けるわけにはいかない。何度か失敗しながら、目をつぶっていればわからない程度の仕上がりになった(要するに妥協した)。
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 これをムーブメント側において、サブダイアルの針の上から押す。すると真棒の痕がつくので、そこをまち針でつつき、穴を貫通させた。両面テープで文字盤裏に固定しようかとも思ったが、テープの厚みの隙間ができるのもいやなので、固定せず。

 その後は針を取り付けて、ケースに収めた。使ったシートは文字盤の白とほとんど同じ色合いで、つやの具合も悪くはないので、意外に違和感はない。視認性もぐっとよくなった。この文字盤だったら、針はオリジナルでも十分かもしれないが、何度もいろいろな塗料を塗ってしまったので再利用はできない状態なのが残念。

 お手軽改造だったが、そこそこの結果になってよかった。