SKAGEN 355XLSSB

 買う気満々で正規店に行ったら、秒針のズレがひどくて買わずに帰ってきたという話は先日書いた。後日、もう一軒の正規店に行ったが、そこには現物がなかった。取り寄せてもらって、秒針のズレがひどかった場合に違うのを取り寄せろと言う度胸もないので、その店で買うことも諦めた。

 それからさらに数日後、最初の正規店に行った。もしかしたら、売れていて次のものが入荷しているかもしれないと思ったからだ。だが、そんなに甘くはなかった。並んでいるのは前回と同じ、0.5秒分秒針がずれている銀文字盤と、まあまあ許容範囲の黒文字盤だった。好みは銀だし、いろいろな角度で見て視認性が安定しているのも銀。だがSKAGENはもう銀文字盤をひとつ持っている。さんざん迷ったあげく、やっぱり秒針のズレは許容できないので、クリアランスセールで10%オフになっていたこともあって黒の方を買ってしまった。

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 買ってしまってから書くのもなんだけど、なんだか感動がないなあ。安時計でも、買ったその日くらいはウキウキ感があるじゃない。こいつはそれを感じない・・・後悔はしていないんだけどね。

 全体が軽いし、メッシュベルトの装着感は悪くない。だが竜頭が細いせいか、手の甲に食い込んで痛い。これは331XLSXCでは感じないことだ。331の方が厚みがあり、竜頭の位置が少しだけ手から離れていることが理由かもしれない。

 メッシュベルトの時計は初めてだ。装着感は悪くないんだけど、初めてだから慣れてないのか、どうもしっくりこない。着る服を選ぶというか、自分に合っていないというか。まあ、まわりの人はそんなこと思いもしない人がほとんどだろうけどね。
 そのベルトのバックルは、フックを引っかけてからロックし、さらにその上にロックをする3段階になっている。まるで現金封筒だ。そんなにごついバックルではないが、最後のロックはいらないのではないだろうか。

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 331XLSXCも秒針ズレがあるので直そうかと思ったことがあるが、構造上風防を外さないと針をいじれないようだ。355XLSSも同じだろうと思ったら、ケースが裏蓋付き最中構造になっていることに、帰宅してじっと見ているときに気づいた。コジアケを差し込むところもちゃんと付いている。今更遅いけど、これなら銀を買って自分で秒針のズレを直すという手もあった。ブログネタにもなったはず。

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 きっと、こいつの革バンドバージョンがそのうち出ると思うので、そしたら銀を買ってみようか。あえて秒針がずれているやつを選んで(笑)。