今週の時計

 今週のお供はオールドナビタイマー。真夏暫定仕様としてラバーバンドを装着していたが、もうそれほど暑い日もないだろうということで、革に戻した。

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 その時に気づいたんだけど、Dバックル専用ストラップは尾錠用に比べて12時側が10mm長い。尾錠式ストラップに無理矢理Dバックルをつけて装着感がどうのこうの書いたけど、やっぱりDバックルには専用ストラップが必要ということのようだ。
 今、12時側と6時側の長さ比を変えたストラップのオーダーメイドを手配中。これで装着感が改善されると期待している。

 この時計も一度「精度の癖」を記録したが、その時よりさらに詳しい傾向が見えてきた。ゼンマイが完全に巻き上がっていないときの日差はほとんど0で、巻き上がった状態が続くと+16秒くらい、昼休みにウォーキングなどを30分くらいやると+30秒くらい進む。腕から外した時を起点にすると、3時間後くらいには+2秒になっているが、さらに8時間後にも+2秒のまま。

 この続きは日を改めて書くことにするが、オールドナビタイマーはいずれにしてもお気に入りの一本である。どこがいいのかというのは、わかる人にしかわからないのだけど、あえて書くと、ぬらぬらと光るケース。よく磨かれた針。角度により黒に見えたりする青針。銀色に光る目盛り。今の時代には全く実用性がないけれど、これがないと話にならない回転計算尺。それらが絶妙のバランスで1つの時計になっているところ。

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 部分部分の質感については、もっといい時計も存在するだろうと思うけど、この道1年の初心者は、ブライトリング以外のブランドはオリエントくらいしか知らないから、わかりません。他のブランドも所有したいという気持ちはある反面、知らない方が幸せかも、とも思う。

 何気なく腕を振ったときに、中でローターが回転していることに気づくことがあるが、個人的にはあまり好きではない。まあ、これは好みの問題でしょうが。