気になる時計4

 気になる時計はまだある。HamiltonのJazz Master Slim 43mmである。web検索中に偶然見つけて、おおっ?となった。サンレイ仕上げの文字盤、大きめの12時の数字以外はくさび形のインデックス、分刻みの小さい目盛りはなく、秒針もない、非常にシンプルな顔。6時の位置に小さめのデイト表示。
 ケースは両サイドが削り取られているようにも見えるが、大きめのラグで四方から包み込まれているようにも見えるデザイン。ハミルトンはこのデザインが多いようだ。ロンジンなどにもあるかな。

イメージ 1


 ブレスはミラネーゼというタイプ。留め方は、金具に剣先を差し込み、ストッパーを押し込むだけのタイプらしい。昔、親父が使っていた時計がこの留め方だったような記憶がある。装着は簡単そうだが、いつも同じ長さで留めるには慣れが必要かも。

イメージ 2


 隣の市にハミルトン取扱店があったので、現物を見に行った。残念ながら43mmはなく、革バンドの40mmだけがあったが、文字盤やケースの感じは写真から受けた印象とほぼ同じで、欲しいという思いを強くした。

 中身の機械にはあまりこだわらないが、ムーブメントはETA2892。ケース径に対してムーブメント径が小さいので、裏スケ窓も小さくて潜水艇の窓みたいなところがどうなんだろう?って感じだが、この時計は秒針がないため動いているかどうかがすぐにわからない。そんな時、テンプが見えればすぐわかるので、そういう目的では裏スケは必要だ。

イメージ 3


 盛り上がっているときに買うと、後で冷めて後悔することがあるので、今回もしばらく冷却期間をおくつもりだ。