今週の時計はBB-0040

 先週はB-BarrelのBB-0040SSWHRO2を使用。つい先日、インプレで書いたばかりだから、特に新しいことはないのだけど、一週間継続的に使ってみた感想を。

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 ブレスの長さはコマを3個抜くと余裕がなく、2個だとゆるゆるだ。だがこの時計に付いている観音開きバックルは、普通の三つ折り式と違って微調整できない。汗をかかない季節なら3コマ抜きで何とかなるが、夏は2コマ抜きでないと窮屈でしょうがないだろうと思われる。
 今は3コマ抜きにしているが、窮屈な感じはほとんどない。

 しばらく同じ位置に時計があると、手首との接触面が蒸れて貼り付いたような感じになる。その場合でも、裏の面積が大きく平面なこと、時計が扁平で重心が手首に近いためか、不安定な感じがあまりしない。この時計の扁平率は27%くらいで、手持ちの時計の中ではスカーゲン355XLSS(20%)の次だ。

 精度については改めて書くが、調整が思うようにはいかない。最初に期待を持ちすぎたのかもしれないが、ロング緩急針は調整時のメリットが感じられない。

 私が職場に今までと違う時計をしていくと、隣の席に座っている人が「これ本物?」と声をかけてくる。BB-0040のときもそうだった。いわゆる有名ブランドの時計なら、「本物です」「パチです」と答えられるけれど、こういう時計の時はどう答えればいいか一瞬躊躇する。「本物です」と答えればいいだけの話だが、パチ時計ばっかり持っていると思われているようで、あまりいい気持ちがしないのだ。

 一年前急に時計が気になりだしたときに、パチから入ったので(中国や東南アジアに出張する人を巻き込んだので)その印象が強いのかもしれないが、あれからすぐにパチを買うのはやめているんだ。見る目を変えてほしい。