今週の時計 LONGINES SPIRIT

 この一週間はロンジンスピリットを着用。
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使用に当たっては竜頭の手の甲への食い込みが一番気になるところだったが、SKAGEN 355XLSSと同様、仕事中は心配したほど気にならなかった。しかし、たまにちくちくと痛みを感じることがあった。気になったときは右手につけたり、手首の上の方(肘寄り)にできるだけ維持したりした。ケースの径はそこそこ大きいが、扁平なケースで重心が手首寄りにあるためか、ブラックバードなどで感じるようなモーメント(手を上下させたときに時計が手首から離れていくような感じ)がない点は薄い時計の長所だと思う。BB0040でも似たような感覚があった。今後はデカ薄時計がねらい目か。

 精度は、装着中にやや遅れが生じるが、6時上や竜頭上の位置では進むので、その組み合わせで平均日差は-1秒以内で推移。使用中の遅れは気になるものの、十分な実用精度と思う。

 古くさいデザインの針と書体のアラビア数字インデックス、ケースの輪郭はラウンド形だけどクッション形デザインのケースというのがこの時計の特徴だと思うが、遠目では大きめの普通の白文字盤時計にしか見えないのが、ある意味ではよい点だ。職場で隣の席に座る人も、今回は「本物?」と聞いてこなかった。