REVUE THOMMEN REVUE-SPORT 30'S
リサイクルショップの時計コーナーで見つけた。径がかなり小さいので、普通なら素通りするのだが、なぜかデザインに惹かれるものがあったので、見せてもらった。残念ながら自分の手首に到達できないほどブレスが短く、余りのコマもないとのこと。だいぶ悩んだが、コマはどこかで手に入れよう、だめなら革バンドにすればいい、ということで購入。
ケースの幅を測ってみると33.5mmくらい。小さいなあ。薄いし、軽い。ブレスのコマは2つは足す必要があるだろう。なかなか見つからなかったが、現在輸入代理店をしている栄光時計さんで、修理扱いでコマ足ししてもらえることがわかり、ようやく使えるようになった。2コマの値段が本体価購入価格の約2/5というのはいかがなものかとは思うが、他の方法を採っても同じかそれ以上の費用がかかるのは間違いないのでやむを得ない。
文字盤デザインは、モデル名にあるとおり1930年代のデザインの復刻らしい。雑誌で見た「オメガが第一次大戦で米軍に供給した時計」とそっくりだ(スモールセコンドの目盛りは違うが)。IWCのMARK IXともよく似ている。4999個の限定モデルだそうだが、限定というには数が多すぎないか? 通常モデルの販売数よりも多かったりして。
時針、分針、インデックスが光る。初めてのトリチウムだ。針は塗りではないようだが、青色はやや褪色しかかっているような気がしないでもない。
時針、分針、インデックスが光る。初めてのトリチウムだ。針は塗りではないようだが、青色はやや褪色しかかっているような気がしないでもない。
レビュートーメンのことはほとんど知らないので、コマ探しのついでにググったけれど、これと同じデザインで径が36mmのものが現行モデルにあるらしい。大きさはそちらの方がよかったかな。50'Sというシリーズもあるようだが、こちらはデザインにあまり特徴がないような気がする。
ムーブメントは自社製のGT12という機械が使われているらしい。薄くて小径の手巻き。秒針停止はできない。日差は15秒/日くらい。今後詰めていこうと思う。
腕時計の大きさの自分基準では最小と考えていた36mmを、2mm下回っている。手首につけてみてもずいぶん小さく見える。はたから見たらおもちゃ時計のようではないかと思ったが、鏡に写してみると全然小さく見えない。「小さくは見えないと思いこもうとしている」心理が働いていないとは断言できないが、みっともないことはなさそうだ。
モデル名が刻印されたクラスプ