試作ストラップ二号完成

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 今年のGWは帰省の予定でしたが、東名の渋滞が怖いので断念しました。ですので、
思いの外早く試作ストラップ二号が完成しました。ノウハウの取得という試作品の目的を
考えれば成功といえますが、物としては失敗作でした。

 この写真は製作途中に撮った唯一の写真です。
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ベースとなる裏革に芯革を4枚重ね貼りし、
この上にクロコダイル(だと思う)の革を貼りました。一番厚いところで9mm超となりました。

 完成品をB-42コスモノートに取り付けたところです。
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一瞥した限りではけっこういい感じに見えますが・・・

よく見るとあちこちに失敗が。
ここは縫い目が外になりすぎて、菱目打ちで穴を明けたときに穴が破れてしまいました。
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失敗の原因は、あんこ(芯革)の幅を決めるときに表革の厚みを全く計算に入れてなかったこと。

ストラップのサイズは、20-18で設計しましたが、時計側20mm、尾錠側18mmに調整したものの、
剣先側を調整し忘れてコバスーパーを塗ってしまいました。尾錠に通すときなかなか通りません。
尾錠はつい先日買ったブライトリングのものをつけましたが、5mm近い厚みのストラップは想定外の
ようで、浮いてしまうのでIWCの尾錠に替えたところ、しっくり来るようになりました。

 小穴の開け方も位置も失敗しました。また、ツク棒を通す穴を明ける前に革を折り返して
貼り付けてしまいました。後から明けたのでねよく見るとひどいことになっています。
が、何とか使えるでしょう。

 今回の製作で一番心配していたのは、いかにうまく表革を貼るか、ということでした。それはそこそこ
うまく行ったと自画自賛しています。時計本体に負けない迫力もあります。これでB-42コスモノートの
出動頻度が増えると思います。