自作ストラップ八号
時計が小さめでシンプルなので、ストラップもシンプルに。
と言っても、いつもと違うのはあんこを入れないことくらい。幅は19-16mm。
革は黒のクロコを選びました。結構厚みがあったので、少し漉いてみましたが、
苦労した割にはあまり薄くならなかったし仕上がりもうまくいきませんでした。
あんこを入れないと、端から端まで同じ厚さになってしまい、つまらない外観になってしまうので
コバ~縫い目の部分は少し薄くしてメリハリをつけたかったのですが、これもうまく行きませんでした。
コバの処理、厚みの調整が目下の重要課題です。
コバがどうしてもきれいにならないんですよね。裏革のヌメは余り苦労せずに平坦になるんですが、
クロコは毛羽がなかなか抑えられません。
ネット上ではクロムなめし革も磨けるという記述がありますので、
次回はもっと手間をかけてコバ磨きをしたいと思います。
早速時計に取り付けてみましたが、作ったばかりなのにちょっとヤレた感じがあるのと、黒い革に
焦げ茶の糸の組み合わせが最初からビンテージ感を醸し出していて、悪くないような気がします。
実際に手首につけてみると、ちょっと長いようです。短かったらいやだという意識があるので、
ついつい長めになりがちです。
また、今回はあんこが入っていないため剛性が低く、革を貼り合わせるときにカーブさせていても、
そのカーブを維持できず時計が手首で回りやすいのがちょっと残念。
これも今後の課題です。