SEIKO Seikomatic 8305-0020
あるようですが、今回入手したのはこれ。
文字盤に若干傷みがありますが、外観はそこそこきれいになりそうに見えます。
文字盤に若干傷みがありますが、外観はそこそこきれいになりそうに見えます。
スナップバックを外してみました。機械はちょっと赤さびが出ているので、水が入ったようです。
機械を取り出して日の裏から分解していきます。
日車押さえの下は、機構的には特別変わったところはありません。
水気はかなり広範囲に侵入し、さびを発生させたようです。さびの取り方がずいぶん乱暴のように
機械を取り出して日の裏から分解していきます。
日車押さえの下は、機構的には特別変わったところはありません。
水気はかなり広範囲に侵入し、さびを発生させたようです。さびの取り方がずいぶん乱暴のように
見えますが、修理をしたのはプロなのか、私のような趣味人なのか?
残っている赤さびが取り残しなのかさび取り後に発生したのかはわかりませんが、とりあえず
残っている赤さびが取り残しなのかさび取り後に発生したのかはわかりませんが、とりあえず
さび取り剤で落とします。磨きすぎてめっきが剥がれてしまったので、その後は磨きもそこそこに。
表側に移ります。ここで目を引くのは、丸穴車のように見える歯車です。歯車の周囲に
"winding -> 10T=24H"と書かれています。この歯車を10周回すと24時間のパワーリザーブが
たまるという意味だと思います。角穴車と連結していますが、それ以外にはつながっていないので、
単にゼンマイを巻くのだけが目的のようです。いじる方にとっては便利ですが、ある意味無駄かな?
テンプの下のさび取りも雑ですね...人のことは言えませんけど。
輪列はこんな感じ。秒針は三番車から秒カナを経て駆動されるようです。
輪列はこんな感じ。秒針は三番車から秒カナを経て駆動されるようです。
自動巻の機構も結構複雑です。見ていておもしろいですけどね。
分解の後は洗浄し、組立です。83系は初めてなので、写真を見ながら組み立てていきました。
ケースに入れて
タイミング調整はとりあえず不要であることを確認し、裏蓋を閉めて完成。
ケースに入れて
タイミング調整はとりあえず不要であることを確認し、裏蓋を閉めて完成。