SEIKO KING SEIKO Automatic 5625-7000

二度目の56KSです。前回はカレンダー無しのプラ風防でしたが、今回はデイト付きで、

風防がガラスになってます。
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裏のメダリオンも残っています。

風防には傷がいっぱいついています。ジャンク時計ではこの程度は普通ですが、実用するとなると

個人的には我慢できないレベルなので何とかしなければなりません。クリア塗装をしてもいいのですが、

以前の6119-6020でキイロビンのバフがけが使えそうなことがわかりましたので、今回もやってみました。

電動ドリルに装着したフェルトバフにキイロビンをつけ、ガラスに押しつけます。これを何度も繰り返し、

クリア塗装を1回したのと同じくらいには改善しました。もっと時間をかければ傷は消えるかもしれませんが、

平坦度がかなり悪化することが予想され、時間をかけた割には満足度が低いことになりかねないので

ここで作業を終了。単に飽きただけとも言えます。

さて、中身ですが、文字盤と針にわずかな劣化はあるものの、機械は十分きれい。
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どんどん分解していきます。巻真まわりが妙に複雑です。
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香箱はかしめがされているようでしたが、香箱真との隙間から黒い物がしみ出しているため分解を強行。

内部は普通の状態でした。
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その後はどんどん組み立て。
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磨いた風防を取り付け、ベゼルをはめ込んで完了。
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