ジャンク2個

先日、こんなものが届きました。
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eBayで落札したジャンクのETA1258とAS1902/03です。

ETAはテクノスのオシドリ押さえのドナー、ASはラドークロノメーターの二番車のドナーです。

まず、ETAから。日の裏押さえのすぐ下にあるので、ネジ3本外すだけで摘出できますが、

小さいネジ2本を外したら、何と!
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この機械も壊れてました(;_;)


気を取り直してASの方を分解します。自動巻きユニットを外して輪列受けと角穴車を外してから

一番受けを外し、香箱をどけると二番車が取り出せます。こちらは問題なさそうです。

洗って注油して、組み込み。ちょっと油が多かったようで針回しが軽すぎますが、

長針が置いていかれることはないのでよしとします。

この後平置き・ワインダー・着用の状態で約60時間経過していますが、誤差は一秒以内。

洗って組みなおしただけですが、さすがクロノメーター
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いつまでもつのでしょうか。


1258の方は、eBayに一個出ていたので、sellerにオシドリ押さえの良否を質問しました。

壊れていなければ落札するつもりでしたが、確認できないと回答が来ましたので、

部品の修復に挑戦することにしました。

もちろん、時計士がやるように一から作るのは大変なので、ピアノ線か何かを半田付けして

やろうという作戦です。いつになるかわかりませんけど・・・