スピマスプロのカスタム

6263の代わりとして入手したスピードマスタープロフェッショナルアポロ11号35周年ですが、

しばらく使ってみるとそのよさというのがなんとなくわかってきました。

デザイン的に特筆すべきところはないし、仕上げがすばらしいわけでもないし、

「ここがいい」と明確に指摘できないのですが、

スピマスプロがいまだに根強い人気を保っているのが少し理解できるようになりました。


スピマスプロというと、「月面で最初に着用された時計」というエピソードが有名ですが、

それは私にとってはあんまり関係ありません。それがそもそも本当に人類は月面に降りたのかという

疑念が払拭できていないということもあります。でもそんなことは関係なく、いい時計だと思います。



そんなわけで、スピマス関連サイトなどを見るようになったのですが、そこでもうひとつの

スピマスの魅力を発見。製造期間が長く、針や文字盤にいろいろなバリエーションがあること、

基本仕様がほとんど変わっていないため、それらが物理的に組み換え容易なこと、

なにより文字盤や針を含む純正部品が他社に比べて容易に手に入るため、

カスタムをしやすいということです。


まあ、あくまで既存部品の組み合わせを変えるだけですが、月着陸35周年モデルのように

アイボリー文字盤に銀針だと見にくい場合があるので、黒針をつけて視認性を上げる、みたいな

ことができます。視認性で言えばノーマルのつや消し黒文字盤に白針の組み合わせが

最強だと思いますので、カスタムありきの自己満足の世界ですけど。



ということで、ベースとなるスピマスプロを探しています。文字盤や針だけがダメージを受けていて

安いものがあればいいのですが、そう都合のいいものはないですね・・・


カスタムのベースとなるスピマスの入手は難航しておりますが、交換用の文字盤、針は順調に

入手できました。文字盤はアイボリーとグレーの二種類、針は黒のペンシル形と青のアロー形、

それから一周を100等分した目盛りのデシマルベゼルとシルバーのテンションリングがついた風防です。

まずは、風防とベゼル、アイボリー文字盤に黒針の組み合わせで1本目をカスタムしてみたいと

思っています。