SEIKO CRONOS?

イメージ 1


この写真ではなんだかわからないですね。裏蓋はこうなっています。
イメージ 2

裏蓋を取ると、こんな感じ。
イメージ 3

以前買ったジャンクセットに入っていたもので、部品取りにするつもりでいたのですが、

ケースはSSなので磨けば何とかなるし、機械もさびはひどいけど何とかなるかも。問題は文字盤だけど、

今考えていることの実験台になってもらい、うまくいけば実用できるのではないか。

ということで、急遽部品取りから再生に格上げして作業に入りました。

文字盤を外すとこうなっています。日車と機械が同心でない時計は初めてです。
イメージ 4

日車を外したカレンダー受けには、日車の形で白い痕がついています。取れるかな・・・
イメージ 5

カレンダー受けの下は、普通です。心配した吉車・鼓車のさびはありませんでした。
イメージ 6

オシドリは巻真連動ピン(勝手に命名)が黒いので、すわさびか?と思いましたが、拭いたら取れました。
イメージ 7

洗浄後組立です。
イメージ 8
イメージ 9

テンプの石には先に注油をしておいて取り付けます。
イメージ 10

輪列受けの刻印に塗り込まれていた朱色が取れてしまいました。丸穴車・角穴車の腐食痕が

痛々しいですが、これ以上は取れないので仕方ありません。
イメージ 11

次は日の裏。白い汚れはほとんど取れました。日車の汚れは、文字の下の地が変色してしまって

いるため、残念ながらこのままにするしかありません。
イメージ 12
イメージ 13


さて、問題の文字盤ですが。
イメージ 14

これがどうなるのか。upされる日をお楽しみに。