PHOTONE mb-microtec H3

日本唯一の半導体メーカー、エルピーダ会社更生法適用申請をしましたが、この会社は日立、NEC

三菱が合体したものだったんですね。恥ずかしながらこの期に及んで初めて知りました。

カメラでいえばツァイス イコン、時計ムーブメントでいえばETAでしょうか。


話はまったく変わりますが、夜専用に買ったPHOTONEの時計です。しばらく使っていなかったんですが、

ふと見ると針が少ないような。よく見たら秒針が落ちていました。
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使っている時に落ちるならまだしも、つるしておいただけで落ちるというのはいかがなものかと

思いますね。

そう言えば、しばらく前に1.2m位の高さから文字盤下の状態で木の床に落としてしまい、ベゼルと

ケースの間にわずかな隙間ができてしまいましたが、そのせいかもしれません。

いずれにしろ直す必要があります。機械式ならとにかく挿せばいいですが、クォーツの場合は秒目盛りと

合わせる必要があるので面倒です。ずれているのが気になるタイプなので。


裏蓋を開けました。リチウム電池が入っています。
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巻真を抜くため、電池とその下のプラ板を外しました。SR44あたりの電池を使う時計に大容量の

電池を入れて10年バッテリーと称していることがわかります。
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オシドリは元々の電池室とアルミの筒の間にあるようです。小さな矢印が指す穴にピンを差し込んで

竜頭を引きます。そして機械をケースから出して秒針を取り付けます。
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まあ気にならない程度に秒針と秒目盛りが合ったので、ケースに戻します。日付を合わせて

できあがり。
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