UNIVERSAL GENEVE 三針手巻き時計 その後

8月に分解掃除し、ゼンマイを壊したユニバーサルジュネーブの手巻き二針時計のその後です。

3ヶ月近くかかってようやくドナーが見つかりました。
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汚くはありませんが、自分が使おうとは思えないデザインです。ケースを開けてみました。
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機械はかなりきれいですが、不動です。針と文字盤を外してみたところ、裏押さえは完璧。

巻き上げ切っているのでゼンマイもOKなはずです。

地板の日の裏側は真っ平らですが、先の機械は外周に面取りがされていました。

同じCal. No.でありながら形状が違うのは、製造年が違うせいでしょうか。
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移植先の文字盤も平らなので、この機械を移植しても問題なかろうということで、ゼンマイと

裏押さえの移植ではなく、機械を丸ごと載せ替えることにしました。こちらの方がきれいだし。


不動ですので、分解掃除します。日の裏を分解したら、表を分解します。輪列です。
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よく見ると、二番車に汚れがあります。外そうとしたら二番車だけ外れません。ほかの部品を先に

取り外した後、指でつかんで引きはがしました。さびと汚れで固着しかかっていたようです。
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部品を洗って、組立。詳細ははしょります。
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今度こそ完成です。あ、文字盤もやり直さなければいけませんでした・・・これはプリンターを

何とかしてからですね。
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