メダリオンの複製

先日やったテクノス スカイライトのメダリオンについて、「あんなことをしてみました」と書きましたが、

何をやったかというと複製です。

スカイライトは実は2個目なのですが、最初の奴はメダリオンがついていませんでした。

なければないで別に問題はないのですが、つけられるならつけたいとは思っていました。

2個目のスカイライトにはメダリオンがついていたので、これを使って複製し、1個目につけてやろうと

思ったわけです。どうやって複製するかはだいたい構想できていました。

かたどりくんというものを使い、型を取ります。で、そこに材料を流し込んで複製するわけですが、

最初は銀粘土を使うことを考えました。純銀のメダリオンなんて最高ですが、

プアマンズコンステにはふさわしくないと思い直し、プラリペアを使うことにしました。

手元にあるプラリペアは黒色なので、金属っぽく見せるためには白いのと混ぜて灰色にしたらどうかと

いうことで、白いのをあらたに買ってきました。


まず型取りです。本物のメダリオンを平らな場所に置いて、その上にお湯で熱したかたどりくんを

押し付けます(このかたどりくん、100円ショップの熱可塑性粘土とどこがちがうんだろう?)。
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かたどりくんが冷えたら、メダリオンを外します。
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この上にプラリペアを盛り付けるわけですが、最初は標準的なプラリペアの使い方でやりました。
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でもあまりスムーズに行かなかったので、2回目からはプラリペアの粉末を直接型の上に流し込み、
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その上から溶剤を全面に滴下。
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この方が手間がかからず仕上がりも良いことがわかったので、連続して複製しました。

誤算だったのは白のプラリペア。溶剤と混ざると、白ではなく透明になることが判明。
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これではみすぼらしくてそのまま使えないので、手元にあったシルバーのスプレーで塗装。
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これなら何とか使えるかな。でも塗膜がどれくらい持つのかは未知数です。
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☆これから自分自身で耐久およびパッチテストを行いますが、

その結果にかかわらず、本稿の内容と同様のことをして

何らかのトラブルが発生しても責任は負いかねますので、

なにとぞご注意ください。



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