OMEGA SPEEDMASTER PROFESSIONALの衣装替え
もうすぐ衣替えのシーズンですね。だからというわけではなく、前々からやろうと思っていたことですが、
オメガのスピマスプロの衣替えをしようと思います。
ノーマルのスピマスプロの安定した視認性は、まさに鉄板でありますが、安定しすぎていて
つまらないとも言えます。毎年のように特別モデルが出るので、いいのがあればそれを
買えばいいかもしれませんが、懐には厳しいので別の方法を考えることにしました。
なんて、考える前に決まってるんですが。スピマスプロは長い生産期間の中で大きな変更はなく、
しかも上述のようにいくつもの特別モデルが出ていますので、それらの部品を入手すれば簡単に
自分だけのモデルを作ることができます。
すでに膨大な数の衣装替えモデルが作られているのはご存じのとおりです。
私も文字盤や針を買い込みましたが、純正の文字盤や針が簡単に手に入るのはオメガの
スピマスプロならではでしょうね。
針単体、文字盤単体ではよくても、組み合わせがしっくりくるとは限らないので、針は3種類用意しました。
まずは文字盤ですが、シルバー(グレー?)一色のもの。本来どのモデルに使われていたかは不明です。
オリジナルもそうですが、Ωマークがプリントなのが残念です。
これに組み合わせる針の第一候補はこれ。形状はオリジナルにそっくりですが色が濃い艶消しグレーに見えます。
なかなか渋いです。これを文字盤に載せてみますとこんな感じ。悪くはないですね。
第2候補は青焼きのアロー針。
文字盤に載せるとこんな感じ。これも悪くはないかも。
最後はコブラ針。これは青焼きではなく、塗りのようです。文字盤に載せると・・・
長針が文字盤からはみ出しましたぁ\(^o^)/
別の機会(機械)があれば使うことにしましょう。
ということで、アローハンズも捨てがたいですが、今回はグレー針仕様にすることにします。
裏蓋を外します。割と目にする機会の多い防磁カバーが出てきます。
これを外すと、機械が見えます。一見きれいですが、受け以外の部品は普通のプレス部品のように見えます。
シースルーバックモデルはプラ部品が金属製になっているという話はよく聞きますが、その他の部品は
同じなんでしょうかね?そういう観点でシースルーバックモデルを見たことがないのでわからないんですけど。
また、スペーサーが意外に大きいですね。
針と文字盤を外します。たぶん分解歴はないはずだから針はきついだろうと予測し、
慎重に外したつもりですが、クロノ秒針が壊れました(;_;)
しかし、なぜかオリジナルのクロノ秒針も買ってあったので、戻す時も大丈夫です。
これがあまり画像では見たことがない日の裏です。なんだかしょぼいですね(^_^;)
この上にシルバー文字盤を取り付けます。針を付ける前にケースを載せてみましたが
風防のテンションリングよりも文字盤の外径が小さいようで、隙間があります。
計ってみると約1mm小さいですが、キズミで見ないとわからないレベルなのでよしとします。
そして針の取付ですが、新品なのでやはりきつい。ハンマーを使う必要がありました。
かなり冷や冷やしながら、なんとか取付完了。
ケースに入れてブレスを取り付けて、今回の作業は終了。
よく言えば渋い、悪く言えば超地味。でも飽きは来ないかもしれません。
予定では、さらにタキメーターベゼルをデシマルベゼルに交換するつもりでしたが、
いつでもできるので延期することにしました。
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