ブライトリングデイ2013

よく行く時計店から、今年もブライトリングデイが開催されると連絡がありました。

価格改定以降、特に興味のあるモデルはなかったのですが、技術者からいろいろな話を

聞けることを期待して、行ってきました。

地方都市の平日夜ということで、入場者の数はそれほど多くありません。

そのせいで、製品をじっくり見たりブライトリングの人とゆっくり話をすることができるので、

実はサロンよりも重視していたりするのです。


新製品情報などはチェックしていませんでしたから、展示台を入り口から奥まで

一通り眺めたのですが、足が止まるのはやはりナビタイマー・トランスオーシャン系の展示台。

その中でも一番目を引いたのは「トランスオーシャンクロノグラフユニタイムパイロット」。

長い名前ですね。中身は今までのユニタイムと変わっていないのですが、外装をすべてヘアラインとし、

文字盤は青、これも下地が透けて見える青ではなく、ソリッド系の艶消しの青です。

価格のことはあえて触れませんが、なかなかいいと感じました。
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その他、ユニタイムのブラックスティールも見せてもらいましたが、これも悪くない感じでした。


その後、ユニタイムの構造解説プレゼンテーションを聞いて、そのあとに技術者に色々質問。

これが本日のメインイベントです。

今回は例年とは違う技術者の方でしたが、求めに応じて通常は分解しない自動巻きの

モジュールも分解して、切換車単品をみせてくれました。

その時、切換車への注油について質問してみたところ、スタジオブライトリングでは

切換車は交換なので、ホゾ以外の部分に注油はしないが、新品を見ると全体にうっすら

コーティングしたように油がついているそうです。そういう薄い油膜でラチェット機構などの

潤滑をしているのでしょうとのこと。これをヒントにいろいろ試してみようと思います。


そんな楽しい時間を過ごし、会場を後にしました。帰りがけにもらったお土産は、

いつも通りブライトリングのキャップ(帽子)ですが、大分溜まりました・・・