オーバーホール

ゴールデンウィークも中盤に差し掛かりました。

転勤による引っ越し前後からこれまで、すでに4か月以上が経過しましたが、

いまだにまともに時計いじりをしていません。G.W.になったら一個くらいは、

との思いもあったのですが、色々なことがあって手をつけられない状況です。

そのひとつは、休みに入るちょっと前に顕在化した愛車のブレーキ不調。

不具合内容はフロント右側のブレーキに引きずりがあること。

スタッドレスからノーマルタイヤに戻す時に気付きました。

クルマのメンテブログではないので詳細は割愛しますが、

引きずりの原因はピストンの戻りが悪いため。そうなった原因は不明。

クルマのブレーキは分解するとエア抜きが一人ではできないため、

やむなくディーラーへ。

結局丸二日かかって修理完了。修理内容は、右キャリパーASSY交換と

左のガスケットセット交換でした。修理後に部品を見せてもらったのですが、

ピストンとシリンダーの間にかなりひどい腐食が発生しており、部品の救済が

できなかったとのこと。左はそこまで進行していなかったため、サビ取りと

ガスケット交換だけで済んだそうです。


こんなことは、約30年車に乗ってきて初めての経験でした。

5,6年ごとにオーバーホールしていれば、キャリパー交換はしなくて

済んだと思いますが、費用は最低二万円以上かかります(車検と同時にやれば

もう少し安価かもしれませんが・・・)。

予防保全にお金をかけるか、何かあってから修理にお金をかけるか。

何も問題がない時にお金をかけるのはもったいない気がしますし、

何かが発生した後だと後悔する。

腕時計のオーバーホールのことが頭に浮かびました。

車の場合ですと、命にかかわりますので予防にウェイトを置くべきですが、

時計の場合は、何かあってからということになるんでしょうかね。