某スプレーの正体

先日やったウォルサムのプレジデント。注目の、一日使用した後のパワリザですが、何と32時間でした( ; _ ; )

手巻きした後は43時間近く動いてますので、自動巻きに問題があるのは間違いありません。

同じ機械を積んだアメリカーナは処理後36時間になりましたが、作業内容の違いに某スプレー噴霧があります。

そこで、プレジデントの切替車に某スプレーを少量吹きかけ、エアブローして余分な液を飛ばします。

少量と言っても、どうしてもブシューっと出てしまいますので、あくまで気持ちだけ。この辺の、スプレー量のコントロールも今後の課題になるかもしれません。

処理した切替車を組み込んだ結果、パワリザは38時間弱でした。まあ、パワリザは改善しているんですが、手巻きしてみたらローターが共回りするようになってました。

共回りするようだと、巻き上げ効率もだいぶ落ちているはずなんですが。

不可解なのは、翌日に手巻きしてみたら共回りしなかったこと。パワリザも29時間に後退・・・もう何が何やら・・・



というわけで、これまで、「某」と勿体つけてきたスプレー、効果があるのかないのかまだはっきりしないのですが、ここで一度区切りを付けるため、正体を明らかにしようと思います。

メーカーは呉工業、商品名はドライファストルブ。速乾性のフッ素樹脂系潤滑剤で、乾燥後はべたつかず潤滑性を維持するというものです。
イメージ 1


ホームセンターのカー用品コーナーで見つけた時、「これだ!」と思いました。

ローターのベアリングにしても切替車にしても、潤滑は必要だけど潤滑剤の粘性抵抗が悪さをすることはわかっていましたが、普通のオイルだとどこにどれだけ付ければいいのかわからず、いろいろ試してもいい結果が出ませんでした。

ドライファストルブなら、粘性の影響から解放されるはず、ということで、使ってみたわけです。

これで万事解決するといいな、と思っていたんですが、上述のとおり、効果があるのかないのかよくわからない状況です。

噴霧量、濃度など、まだまだベストポイントがわかりませんし、そもそも用途に適していない可能性もあります。

何らかの副作用がないとも断言できませんが、とりあえず、もう少し試行錯誤してみようと思います。

使ってみようと思う方はいないと思いますが、もし、万が一使おうという奇特な方がおられる場合は、なにとぞ自己責任でお願いいたします。