プラグ交換
オートバイの話です。
二年半前に転勤してきて、オートバイで通勤するようになりましたが、
それまで年に1,2度しか乗らないような状態が続いていたため、
始動した後になかなか回転が安定しないとか、生ガスくさいなど、
エンジンの調子があまりよくなくて困っていました。
ガソリン添加剤を入れたりプラグの熱価を下げたりしたんですが、特に効果なし。
ま、その後Oリング類の劣化とキャブの中に堆積物がたまっていたことが原因とわかったので、
キャブのオーバーホールでOリング交換と各部品のクリーニングをした結果、調子を取り戻したんですが。
その後2年以上経過したわけですが、なんとなくまた調子が悪くなってきたんです。
低回転でのトルクがなくなり、ちょっとラフなクラッチ操作だとプスンと止まってしまう。
交差点で何回か恥ずかしい思いをしたので、何とかせねばと立ち上がりました。
まず、手ごろなところでプラグのチェック。
二年前の交換時に熱価の番手を下げているので、気にはなっていたんです。
久しぶりに見たプラグは、碍子部分はまあまあながら、中心電極はエッジが丸くなり、
点々と堆積物?がついている状態。
これが原因なのかな? 走行距離は約10000km。メーカーやバイク屋の情報では、
交換時期は3000-5000kmとなっているので、だいぶ過ぎています。
今までプラグを換えても変化を感じなかったので、あまり気にしていない部品でしたが、
たまたま在庫部品が出てきたので交換してみました。
今までついていたのはNGKのDPR7EIX-9。標準の熱価は8ですから、一番手下げてありました。
記憶をたどると、栃木時代、真冬の早朝のアイシング問題で
悩んでいたころに買ったものだったようです。
結局、とある事情によりバイク通勤をやめたので死蔵されていたのでした
だいぶ古いけど、使えないことはないだろうということで、交換。
その結果、低回転域での頼りなさはすっかり改善され、気持ちよく走れるようになりました。
時計もバイクも、手を入れた分何かしらの効果が出るとうれしいし、愛着も湧いてくるものです。
次からは走行5000km位をめどに交換ですかね。
ノーマルに対するイリジウムプラグの効果は体感できないので、定期交換するなら安いやつでいいかな。