キャリーバッグのホイール交換

突然ですが、出張や小旅行にを使っているキャリーバッグです。
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ずいぶんくたびれている上、ホイールが硬質プラスティックなので、ちょっと荒れた路面では

「ゴーゴー」とかなり耳障りな音が出ます。

だから、何とかしたいと思っているのですが、手放せない理由があります。

今売られているキャリーバッグは、小さいスーツケースみたいな感じで、サイズが変わりません。

しかし今使っている昔のやつは、ふたがジッパーなので中身を抜いてふたを押し込むと、かなり厚みが減ります。

これが出張先のロッカーにぎりぎり入るサイズなのです。

ハードタイプだと全く入りませんので、ロッカーの上に載せるしかありません。

それがどうもいやなので、手放せないのです。


そんなある出張の日、いつものようにゴロゴロ引いていたら、小石を噛みこんでしまいホイールがロックしてしまいました。

急いでいたので、そのまま引きずって数十メートル歩いたのですが、これがいけなかった。

画像のように片減りしてしまい、ロードノイズがさらにひどいことに。
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もはや対策待ったなしとなりました。

本体買い替えも考えましたが、上述の理由もあるので、ホイール交換を検討することにして、

ネットを検索。最初はホームセンターのゴムタイヤを使う案しかないように見えましたが、

検索を進めると同じサイズのゴムタイヤを使った交換キットがあることがわかりました。

値段も送料込みで1200円とリーズナブルなので、さっそく注文。

中国からの発送のため3週間ほどかかるとのことなので、その間に準備をします。


まず、本体からホイールブラケット?を外します。ホイールはブラケットにリベット止めされています。

ネットではこのリベットを金鋸で切るパターンですが、私はリベットの広がっているところを削る方法にしました。
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どちらが楽かは微妙ですね。持っている道具と経験で決めるしかなさそうです。

外れました。後はキットの到着を待ちます。
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ブツは10日ほどで届きました。
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さっそく取り付けましょう。

ねこの邪魔を回避しつつ、ブラケットにホイールを取り付けます。
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ホイールの両側にワッシャーをかましてシャフトを通し、ネジで固定するだけです。

ちょっとシャフトが長いようですが、このままにします。
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両側ともできました。
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これを本体に戻します。
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ホイールのベアリングは、さすが中華製だけあって動きが渋かったので、潤滑剤を注油しました。


翌日の出張でさっそく使ってみましたが、やっぱり静かですわ。周りの目が気になりません。

それと、今までのように引くと、転がりが良すぎてバッグが自分を追い越しそうになります。

いやー、安く交換できて、結果も期待通りで、本当によかった。長年の懸案がようやく解消しました。

これで出張も楽しく・・・ならないな...

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