Certina Automatic 21Jの組立
分解洗浄が終わったので、組み立てていきます。
地板にインカブロックを付けて注油します。
受け石には、昔のロンジンの機械で見た、油の流出防止の輪がついていました。
その後は、いつも通り表側からやっていきます。
輪列を取り付けます。
受けをかぶせます。各車の座りがあまりよくなくて、受けの取り付けは少し時間がかかりました。
ザラ回し、アンクルチェックをやって、テンプ取り付け、丸穴角穴車を取り付けます。
気になっていた丸穴車のとなりにある部品は、減速車の役目と
手巻きする時のクラッチの役目をしていることがわかりました。
自動巻きモジュールを組み立てて
機械に取り付けます。伝え車のコハゼも取り付けます。
これで表側はほぼ完了。
次に日の裏です。こちらも特に問題なく、普通に組み付けていきます。
文字盤と針を取り付けます。どちらもだいぶ傷んでいるので、テンションは下がり気味。
ケースに入れて、
ローターを付けて
完成。
機留めが1個しかありませんが、なんとか固定はされてます。似たような機留めネジが見つかったら
取り付けてやりたいと思いますが、いつになるか。
それよりも、針と文字盤がなんとかならないかなあ。