Dバックルについて

 生まれつき汗かきなので、時計を買うときは基本的にブレスレットモデルを選択するが、革ベルト仕様しかない時計を買ったときは、Dバックルを買って取り付けている。
 Dバックルにも三つ折りと観音開きがあり、開け方も単に引っ張って外すものとプッシュボタンがあるものがあるが、個人的な感想としては、観音開きは装着しにくいので使いたくない。開け方は、プッシュ式の方が楽ではあるが、横に張り出したボタン(板)の角が腕に当たって痛い場合がある。これは製品仕様によって違いがあるとは思う。

 現在、純正でDバックル付き革ベルトを装着しているメーカーは多いようだ。ブライトリングもストラップについてはバックルの種類を含めて選択肢が多く、値段を考えなければ楽しめそうだが、ナビタイマーは専用ブレスレットが用意されていながら革ストラップの方が似合うモデルだと思うので、ダトラ用に革ストラップを買ってみた。本物だと時計本体よりも高くなってしまうので、パチだ。
 一応新品だから、ぴーんと伸びている。早く腕になじませるため、装着前にぐいぐい丸めてみたら内側にずいぶんしわが寄ってしまった。エッヂに圧縮応力が集中したためか、側面のゴム?皮膜が破れて下の革素材の色が出てきた。さすがパチだなあ。

 ともかく腕につけてみたが、どうも装着感がよくない。手首の形状になじまないのだ。革がブレスなみに柔らかくなったとしても、フィットするようになるとは思えない。特に、ストラップの端を通しておく輪っかが、腕に強く当たるのだ。この当たりが痛くないように調整すると、輪っかの両側にストラップと腕が接触しない範囲が大きく現れる。時計側の半分と、輪っかだけで保持されている感じになる。      
 空間があるため、汗をかいても腕とストラップが貼り付きにくいという思わぬ利点はあったものの、この装着感の悪さは致命的ではないか。これが本物なら違うのだろうか。いずれ確認してみたい。

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 Dバックルについては下のページでけっこう詳しく考察されているので、興味のある方は読んでみてください。
http://www.geocities.jp/tokeihakase/BUCKLE.html