B01の謎

 謎というわけでもないが、ちょっと前にブライトリングの新ムーブメントB01がどうやっていつでもカレンダー早送りを可能にしているのか、という話を書いた。中華7750と同じやり方だったら笑う、とも書いた。
 しかし、さすがに中華と同じではなかったようだ。

 じゃあ、どうやってるの?という話になるが、正直、正確なことはわからないけれど、どうも送り爪がかみ合っているときに早送りしようとすると、カレンダー板の爪によって送り爪が中心に向かって押し込まれるような構造になっているらしい。この辺の詳細構造をご存じの方、コメントいただけると幸いです。

 中華方式では、たとえば夜中の11時に日付を変えると、0時をすぎても日付は変わらない。しかし、B01方式なら0時になれば日付が変わるはずだ(ここも未確認です。ご存じの方、教えてください)。機械マニア的にも使い勝手的にも、どちらがいいかは明白だが、中華のシンプルなやり方も捨てがたいような気はする。

 このことを確認したかったために、某時計屋さんで1時間近く粘り、飲み物を3杯も出してもらい(最後の一杯は飲まなかったけど)ビデオを見続けたのであった。