ORIENT Royal Orient

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
「ロイヤルオリエント」という名前に惹かれて入手しました。しかし、このころの製品というのは

どのメーカーも外観や中身がとても似かよっていますね。

入手時の状態は、ご覧の通り。
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やはり金めっきはあちこち剥がれています。ラグ、竜頭、ケースの竜頭付近とコジアケを差し込む

部分が特にひどいです。

文字盤の傷みはあまりありませんね。

中身もそこそこきれいですが
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巻真がひどいことになっていました。
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竜頭部分から入ったホコリと水分で巻真が錆びて、細くなっています。これは無理できません。

また、文字盤の足が一本取れていました。しかも、地板の足固定ネジの穴もふさがっています。

どうしようもないので足一本だけで固定しましょう。
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地板の日の裏側には目盛りが刻んであります。文字盤をつけずに何かを確認する目的でしょうか。
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分解してみても目新しいものはありません。部品個々の形状が違ったりはしていますが、基本構造は

マーベルとかエニカなどとよく似ていると思います。
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機械の組立が終わった後、風防とケースを磨いて、元の通り組み上げました。長針のハカマががばがばで

締めることができなかったので、やむを得ず接着剤を使用しました。
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