文字盤の足折れ補修

ということで、ジャンクの文字盤を使って足折れの補修トライをやってみました。

用意するもの

足の折れた文字盤と足
粉末ハンダ
バーナー
ピンセット
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まず足と文字盤の汚れを取ります。

粉末ハンダとフラックスを混ぜ、足の生えていたところに塗布します。
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ここで課題が顕在化。ハンダを塗布すると、足が生えていた位置が

見えなくなってしまいます。やはり何らかのスタンドを使い、しっかり位置決めを

する必要があります。とりあえず今回はハンダ付け自体ができるかどうかが

最大の関心事項ですので、トライを続行します。

足をピンセットで掴み、ハンダの上に立てます。

そしてバーナーで炙ります。ハンダが溶けて広がるまでに意外に時間が

かかるので、文字盤が燃え上がらないか心配になりました(^_^;

結果は写真の通り。思ったよりきれいに仕上がりました。
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位置や直角度はでたらめですが、強度は十分ありそう。

表側にも影響はなさそうです。もちろん、長期的に見たら何かあるはずですけど。
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そんなわけで、足をしっかり固定するものがあれば、干支足折れの補修は

難しくないことがわかりました。

折れた干支足を再利用する場合は、物が小さいので難しいかもしれませんが、

同じ太さの銅棒をつかうなら難易度はだいぶ下がりそうです。