ガラス風防の補修

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
3/11の地震で、自宅や家族、親類縁者には被害がほとんどありませんでしたが、頻繁に感じる余震が

震源地帯に近いことをあらためて感じさせます。

勤務する会社は相当のダメージを受け、今週は自宅待機となりましたが、来週になれば

出勤できるのかというと、とうていそうは思えません。

そんな中ではありますが、ブログの更新を続けていきたいと思います。


分解にはまってしばらくの頃は、プラ風防の時計ばかり買っていましたが、手を出す範囲を広げ始めた最近は、

風防がガラスのものが増えてきました。基本はジャンクなのでケースもガラスも傷だらけ。

SSケースやプラスティック風防は磨くことで傷を目立たなくすることができますが、

ガラスではそうはいきません。キイロビンなどで表面研磨を試みましたが、ほとんど変化なし。

そんな時に見つけたこの記事によると、マニキュアの上に塗るトップコートが傷隠しによいらしいです。

そういうものを使うことは考えたことがありましたが、ムラ・強度の点で不安があったので

すぐに却下していました。でもほかに手がないので試してみることにしました。

まずは、クリスタルセブン。実はちょっと前、こいつの風防にエポキシ接着剤で

深い傷を埋めるトライをしたのですが、多少埋まるものの、表面を磨くと曇ってしまうため

結果は今ひとつでした。

今回はその上にトップコートを塗ってみました。最初は付属のハケを使ったのですが、

どうしてもハケのムラが出るので、最初にハケで粗塗りした後プラのヘラで平らにのばす

方法で塗ってみました。

Before
イメージ 1
After
イメージ 2

クリスタルセブンの風防は表が真っ平らなので、この方法でけっこう傷もムラも目立たなくなりました。

欲を出して塗りと磨きを繰り返したらもっときれいになるかも、とも思いましたが、

「傷が目立たない」程度の方が、後からついた傷も目立たなくていいんじゃないかということで、

このまま使うことにしました。

その勢いでスピードタイマーの風防もやってみました。こちらはわずかに球面になっているため、

クリスタルセブンのようには行かず多少ムラが出ましたが、でもかなり見やすくなりました。

耐久性には難ありですが、向こうが見えないような風防でも比較的簡単に実用できるようになるし、

塗膜があるうちはプラ風防のように傷落としができるので、ジャンクの補修としてはよい方法だと思います。