ROLEX EXPLORER I?
日差が+40秒くらいなので調整してくれということでやってきました。
以前、同僚に譲ったパチロレです。本物と比べると違いはあるみたいですが、
一つの時計としてみた場合、なかなかの出来と思います。
まあ、コピー元が曲がりなりにもロレックスですから。
こんなところや
こんなところも
しっかりコピーしてます。同じ番号の時計がこの世にいくつあるのでしょうか(^_^;
調整の前にタイムグラファーにかけてみました。歩度は+40-50秒/日、振り角は200弱。
でも姿勢差はあまりなく、意外にまともです。
裏蓋を開けますと、金色の機械が。8振動の中華オリジナルのようです。
ふと思い立って、緩衝装置を拡大してみました。すると、まったく油がありません。
そこで、タイミング調整の前に注油することにしました。
と言っても、緩衝装置両側と、表側から注油できる場所のみ。
テンプをいったん外して地板側へ注油。こちらは結果を確認できないのでそのまま。
そしてテンプを取り付け、緩衝装置のバネのロックを解除。普通ならバネはテンプ受けに
残りますが、さすが中華、ピンとすっ飛びました。
とりあえずルビーを外して洗い、注油して再取り付け。テンプ受けの構造をよく見ると、
バネは外れる構造になっているようですね。取り付けはそれほど難しくありませんでした。
そして、受け側のガンギ三番4番のほぞ穴にちょんちょんと注油し、タイミング調整。
裏蓋で機械を固定しないとちゃんとグラフが出ないのですが、0~+5/dくらいになるようにして
様子を見ているところです。